教育とモチベーション
こんにちは!あんこです。
「教育とモチベーション」について私自身が思うことが沢山あり、今回はこのようなテーマでブログに書き綴ってみようと思います。
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教育と言っても、子供を教育するのではなく、これは社会人としての教育のお話です。
「教育」と一言で言うと、業務研修や、社会人としての教育、いろいろありますが、
私は年齢と共に、社会人としての教育についていろいろ考えさせられることが多くなってきました。
それは・・・
教わる立場と教える立場についてです。
学校を卒業して就職すると、最初は誰もが「新人」という名の社会人から始まります。
もちろん私もそうでした。
会社に入社すると、先輩がいて、上司がいて、直近の先輩からこれから続けて行く業務について、いろいろと教えてもらいながら業務を進めていくのですが、私は昔から覚えが悪いので必ずメモを取りながら業務内容を教えてもらいました。
しばらくは、直近の先輩とマンツーで業務を進めて行き、先輩の判断で「もう一人でも大丈夫であろう」と思ったときに、「じゃあ、今度は一人でやってみてね」といわれ、徐々に独り立ちへとステップアップして業務を覚えて行ったものです。
そして、少しずつ先輩からの指導が少なくなり、自分で考えながら業務をするようになった頃・・・
「あれ?これどうだったっけ?」
ふと忘れてしまった時に自分がメモしたものを確認して、それを見ながら仕事をしていたものです。
先輩から教えてもらった時にメモした内容でいいのかどうか、自信がない時に初めて
「これはこうでしたっけ?」
先輩に確認して、先輩からアドバイスをもらったら、更にノートに書き留めて仕事を覚えていました。
さて、ここからが重要なのですが、私個人的にここで感じたことを言うと・・・
新人で仕事を教えてもらっている期間中、業務内容の確認を先輩にした時の対応についてです。
やはり経験のない業務は回数を積み重ねて行きながら、覚えて行き、「これで大丈夫」と自分で実感を掴むまでは自信を持てないものですよね。
それまでは先輩にひとつひとつ確認をしながらしていた業務も、一人になると不安になります。
そこで今まで書きとめてきたノートを確認し、それでも自信がなければ、先輩に確認したくなるものです。
しかしながら、最近感じるのは、教える立場の人は「一度教えたらもうできて当たり前」という感覚を持っている人が多いと感じています。
新人がわからないことがあり、先輩に質問をした時の回答の仕方が物語っています。
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新人「Aさん、これは○○でよかったんでしょうか?」
A先輩「これ、前にも教えたけど、○○って言わなかったっけ?」
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こういうやりとりを見かけることが多く、以前、私も言われたことがあります。
仕事をミスなくやり遂げるために、自分が理解できるまで何度も質問してはいけないのか?
人には個人差というものがあり、一度教わったことをメモもしないで質問をしているわけではなく、業務を的確に、再認識するための確認をしてはいけないのか?
これを言われたときは私の頭の中でそういう疑問が生まれました。
だからと言って、教わってる立場からすると、そんな疑問ぶつけられませんよね?
もちろんそれによって、質問したくても、また同じことを言われると嫌な気分になるから、質問したいことがあっても質問しづらい状況になります。
それと同時に業務へのモチベーションも下がって行きます。
私は以前、部署を立ち上げる段階から参加させていただいた会社があり、業務を指導する立場も経験がありますが、やはり、業務を教える為に、また、いち早く戦力になってもらえる為に、言葉遣い、教え方など、いろいろと試行錯誤しながら指導をしてきました。
まずは自分が教わる立場だったら、いつでも気軽に質問できる人を探し、その人に質問をするのは間違いなかったので、教える立場としても、気軽に質問してもらえる雰囲気作りに努めました。
一通りの業務の流れを教えた後、実際に業務に参加してもらい、業務をしながら、その場その場でわからないことがあれば、質問してもらえるように促します。
よくあるのが、一通りの業務の流れを説明した後に「ここまででわからないことありますか?」といわれると、何がわからないことなのかもわからないものです。
もちろん教わっている人はメモを取りながらなので、様子を見つつ「大丈夫?」とか「次に進んでいいかな?」とその都度確認を取りながら説明を進めて行きます。
そして、「理解出来るまで、わからない事あったら何度でも聞いてね」と言い、質問されたら快く答えます。
少なくとも私が教える立場だった時はそうしてきました。
私自身も説明が上手いほうではないので、やはり、時間がかかっても、本人に自信がつくまで何度でも聞いて欲しいと思うし、私が教わる立場なら、そういう指導をしてもらったほうが、覚えやすいと思いました。
そうやって新人は独り立ちしていくものだとも思っています。
偉そうなことはいえませんが、せっかく縁があって先輩と後輩の関係を持つことが出来るのだから、決して無駄にはしたくないものだと思います。